FXについて稼げる商材.com流に解説します。
初めに、一般的なFXの知識については少しだけ触れますが、
詳細な説明は他サイトさんを参考にしてください。
ここでは、FXをネットビジネスとして成功させるために必要なことや知識について触れたいと思います
FXとは?
FXとは、Foreign Exchangeの略称です。日本語では外国為替証拠金取引といわれています。為替とは現金を使わずに支払いをすることを指します。
外国為替とは、異なる通貨間で交換を行うことです。
通貨の価値は経済状況により常に変化しています。この変化した通貨を交換したときに出た差額で利益を得るのがFXです。
例えば1ドル100円のときにドルを円で購入しておき、1ドル105円になったときに売却すれば5円の利益を得られます。やっていることはこれだけですが金額のスケールを上げたりレバレッジを掛けて利益を大きくすることができます。
FXは平日のみ取引できます。時間帯は24時間可能ですが、ドル-円取引の場合は夜間(21~23時)が比較的動きやすいといえます。
相場が上がる国の通貨には一般的に下記の特徴があります。相場が下がりやすい国はその逆と考えてOKです。
相場が上がりやすい国の通貨の特徴
- 景気が安定している
- インフレ率が低い
- 安全である
- 貿易が活発で黒字である
詳しくはこちらをご参照ください。
FXのメリット・デメリット
メリット
- 少ない資金で大きな投資が可能(レバレッジが掛けられる)
- 下降トレンドでも利益が出せる
- スワップ金利で利益を出せる
デメリット
- レバレッジを掛けた分損失が大きくなるリスクがある
- 勝ち続けることが難しい
- システムエラーやFX会社倒産のリスクがある
FXのメリットはレバレッジが最大25倍まで掛けられることです(海外ではもっと掛けることが可能)。簡単に言えば10万円で250万円分の取引が可能だということです。しかし、デメリットでもあり、相場が逆に動いた場合は25倍損失が出るということです。FXではロスカットと呼ばれる制度があり、損失が一定額に達すると自動的に取引が強制終了されます。ハイリスク・ハイリターンな取引であることを十分に理解して取引しなければなりません。
詳しくはこちらをご参照ください。
FXはゼロサムゲーム
FXは一般的にゼロサム・ゲームと呼ばれています。
ゼロサムゲームとは、誰かが利益を得た場合、誰かが損をしており全体での総和はゼロになるゲームのことです。
つまり、貴方がFX取引によって利益を得た場合、取引をした相手は損をしているという考えになります。取引した相手は、更に別の相手と取引して得をするかもしれませんが、通貨を交換しているという性質上、市場全体に変化は無いのです。
FXで利益を出し続けるということは、常に勝者の側に居続ける必要があります。これがFX取引は難しいといわれる最大の理由です。個人のFX投資家で勝ち組の割合は1割以下といわれています。
ゼロサム・ゲームであるビジネスモデルは仮想通貨、バイナリーオプション、アービトラージなどです。実際には取引時に手数料が掛かるので利益を出さなければ常に損をすることになります。ギャンブルもゼロサムゲームという考え方ができるのですが、手数料が膨大に掛かります。競馬は約20~30%、宝くじは実に50%も手数料が掛かっている、非常に損なビジネスモデルです。
一方で、ゼロサムゲームではないビジネスモデルとして株式投資、アフィリエイト、不動産投資などがあります。詳しくはここでは触れませんが、誰かが買って誰かが負ける、というビジネスは長期的に勝つのが困難だということを覚えておきましょう。
FXで重要なのは資金力
FXをビジネスとして続けていくのに必要なのは資金力です。
ここまで引っ張っておいて「なんだよそれ!」ってなりますが、事実なのです。簡単な例を取ってみますが、FX取引で月利数%~10%確保できれば十分に利益を出せているといっていいと思います。ここで、月利数%という利益が貴方の生活にどれだけ影響を及ぼすかを考える必要があります。
仮に、月の収入として20~30万円ほど稼ぐことができれば、日本で暮らしていく上で安定的な暮らしが手に入るとします。
月に20~30万円の収入を得るためには、月利5%を目標とすると必要な資金は500万円になります。これは現物取引ですので、5倍のレバレッジをかければ100万円を運用することになります。もちろん、損失が出た場合には貴方が補填する必要がありますから、運用資金以外の余剰資金を用意しておく必要があります。
余剰資金はどのくらい設定するかは個人差がありますが、守り気味に方で資産の10%、攻める人で資産の20~30%程度でしょうか。とすると、資産としてやはり500万~1000万レベルで所有している必要があるのです。
もちろん資金はあるに越したことはありません。月20~30万を確保するための利率は運用資金が多くなれば下がりますから、2000万円で運用できれば月利1%を得るだけでいいのです。
元手が少ない状態で、生活するためにFXを始めるのは無謀だといえるでしょう。勉強のために少額で取引するのは大賛成ですが、一攫千金を狙うとまず失敗するでしょう。
FXに関する情報商材
FXに関する情報商材では、自動売買システムやシグナル配信型ノウハウがあります。その他に、何らかのノウハウを提供する高額塾があります。
自動売買システムとは、その名の通り自動で売買をしてくれるシステムですが、売買を判断するロジックが非常に重要です。レンジ相場やトレンド相場で勝手に取引をしてマイナスを出してしまう可能性があるからです。自動売買システムはあくまで自分が得たノウハウを効率的に使うためのツールとして使用するべきです。
シグナル配信型ノウハウとは、稼ぐタイミングを何らかの形で教えてくれるシステムです。取引ソフトに連携させるものもあれば、LINEなどで通知するもの、独自取引システムを使っているものもあります。稼ぐタイミングが通知されるので再現性が良いと思われがちなのですが、通知されてから取引するまでにタイムラグが生じますので、実際に利益が得られるかは誰にもわかりません。
高額塾に関しては、販売者が独自のノウハウを高額で提供するというもので、FXに限らず様々なビジネスモデルで存在します。高額塾の問題は、どんなノウハウが提供されるか受けてみないと分からないこと、再現性があるものなのかわからないことなどがあります。実情に関しては商材に関するレビューを見て判断するべきです。
FXで成功するためには
FXに関して解説してきましたが、ビジネスとしてFXで成功するためには、
ある程度の資金力が必要であり、ゼロサムゲームであることを理解する
ということが重要だといえます。トレンドを分析して読むことができればいいのですが、残念ながら未来の相場は誰にも予測できません。
よくテクニカル分析をする人たちの中で、相場が外れたときに「騙し」という表現をします。しかしこれは自分の読みが甘かったときの逃げの言葉であると私は考えています。
また、過去の相場に対して、トレンドがどこで表れていて、取引するタイミングがここです、という教則素材があります。後付の説明は誰にでもできます。しかし、未来の相場が当てはまる根拠はどこにもないのです。
成功するためには、まず自分自身で少額の取引を行うこと。そして以下のことを意識しましょう(日経225や仮想通貨でも同じ内容です)。
- 買うタイミング、売るタイミングを自分の中でルール化しましょう。
- 取引の時間帯を決めましょう
- 勝ったときのパターンを分析しましょう
個人的には、余剰資金で守り気味に投資を行い、利益が出た分でレバレッジを掛けて増やしていく、という手法がいいのではないかと考えています。ある程度利益が出したら、株式投資に回して長期的なリターンを得るのが現実的でしょう。
以上、FXに関する稼げる商材.com流解説でした!
当ブログでは、多数の情報商材について取り扱っています。情報商材に関する複数の考察やレビューを載せていますが、加えて私自身が感じたことを、レビューとはなるべく異なる視点で考察しています。
それってこうも考えられるんじゃないの?
という考え方を発信することで、読者に対して「気づき」を得てほしいと思っています。また、悪質な商材を購入しようとして思いとどまっていただけたなら、それは読者に対して価値を与えることが出来た、と考えています。