今回はITOという商材に関するレビューをしていきます。
- このコンテンツの所要時間は3~5分程度です。
- 商材のカテゴリ;仮想通貨、ICO
- おすすめ度;★☆☆☆☆ 絶対おすすめしません。
ITOの概要
【販売者】 Sent inc ポンイブン(Pong Weiwen)
【所在地】 台湾台中市北區華美街二段262號 5樓
【電 話】 050-8892-1046
【サイト】 http://ito-cosplay.com/a_cosplay/c3lan/01kstyg/
ITOのセールスコピー
100倍でも1000倍でもなく
大真面目に3~5倍を狙えるInitial Talent Offering
イニシャルタレントオファーリングICO ▶▶▶▶▶ ITO
ITOの内容
ITOの内容についてですが、
ビジネスモデルは仮想通貨のICO案件
と思われます。
仮想通貨・ICOに関してはこちらを参照ください。
セールスレターには、
「従来のICOと異なり上場後の価格割れが起こらない仕組みを世界で初めて導入した。」
とありますが、どのような仕組みを導入したのかが気になるところです。
現時点ではどのようなオファーがあるかは明らかにされていません。
今後、高額なオファーへ発展する可能性があるため注意が必要です。
レビューを見ていきましょう。
ITOに関するレビュー
ITOに関するレビューは以下の通りです。
レビュー1
価格を決めるのは市場です。本当に1億円を市場に投下しても、
価格が思ったほど上昇しない可能性もあり得ます。そもそも、ICO割れしない仕組みに必要な金額が、毎月1億円という額の根拠が説明されていません。ICO割れしない“仕組み”を導入はしていますが、ICO割れを絶対にしないとは言っていませんから、コスプレトークンがICO割れしないとは言えないと思います。
非常に鋭い指摘です。1億円という額がどれだけのインパクトがあるか示されていませんね。75万人の会員いるとのことなので、全員が100円ちょっと出すくらいのインパクトと考えると、ほんとにICO割れしないのか?と不安になります。
レビュー2
今回の中川大輔|Initial Talent Offeringに関して、3月26日からコインの発売開始で、今年の5月に上場予定ということですがどこの取引所で上場するのかということに関して、ちゃんと今回の中川大輔|Initial Talent Offeringの
次回以降の動画で確認して頂くことが重要です。
同意見です。ITOという仮想通貨が実際に上場されて市場に認知されてから価値を見極めても遅くないかなと感じます。ICO案件は購入側のリスクが高いですので、販売側の信頼性や本気度を見極めるのが重要です。
レビュー3
コスプレトークンについて『世界で初めてICO割れしない仕組みを導入した』とおっしゃっていました。この“仕組み”は毎月1億円の資金を投下して価格割れを起こさない世界初の仕組みだと紹介されています。しかしこれまでのICOでも売り圧力に対抗するため運営側が買い支えをするという施策は取られてきました。ですが結局ICO割れを起こして来ました。それを考えると中川氏が今回アピールしてるようにコスプレトークンが大規模なプロジェクトとして展開された場合1億円でICO割れが回避されるとは言い切れないでしょう。
同意見です。ICO割れしない仕組みとは、運営側が資金を投入し続けて価値を維持するということのようです。しかし、1億円という額がどのように影響するのかという根拠が今ひとつイメージできません。ロードマップが示されていないという点も弱いかなと感じます。
ITOの評価
ITOに関する評価ですが、、、
あまりおすすめできない商材であると判断しました。
理由としては、
- ビジネスモデルが不明瞭
- 高額オファーの可能性
が挙げられます。
順番に解説していきます。
今回の商材は仮想通貨のICOでコスプレトークンというものに出資してくださいというビジネスモデルです。ITOと呼ばれるトークンが実際し上場して、仮想通貨として認知されてみないとどう転ぶかわからない、というギャンブルのような商品といえます。台湾ではコスプレが盛んですし、日本の有名コスプレイヤーであるえなこさんとか、台湾のイベントに出席されていますね。盛り上がっていることは確かなのですが、仮想通貨として流通したときに、どれだけの人にメリットを与えることができるか?がポイントだと考えられます。
個人的には、コスプレ自体が季節的なイベントで開催されるもので、仮想通貨になったからといってメリットはあまりないのでは、と感じます。
また、ICO割れした仮想通貨に関して、詐欺的だと表現していた点が気になりました。どのような背景があって実際に流通しなかったのは、顧客にメリットがなかったから以外にも様々な理由があると思います。価値が下がったから詐欺的である、という断定は誤った解釈ではないでしょうか。一時的に価値が下がっているが、実は買い時で今後再上昇する可能性は否定できません。販売者は自分が売りたいITOが他の仮想通貨と違うと主張したいのだと思いますが、根拠が示されていません。根拠がないから、良くないデータを引っ張り出してきて、無理やり比較しているのでは無いか、と感じました。
次に高額オファーの可能性についてです。今回のように期間限定で配信しているものは希少性がありますので、今参加しなければと感じてしまう人が多いでしょう。みんなが急いで買おうとしているから価値がある、と判断するのは危険です。特にICO案件の場合は払ったあと持ち逃げされる可能性があります。特商法の所在地は海外ですので日本で法律関係の相談をしても解決するのは難しいでしょう。相手が信頼できるか、本当に上場して何らかの価値を提供できる通貨なのかを見極めてから判断しましょう。
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