今回は旅するカフカ という商材に関するレビューをしていきます。
- このコンテンツの所要時間は３～５分程度です。
- 商材のカテゴリ；MLM、ねずみ講
- おすすめ度；★☆☆☆☆ 絶対おすすめしません。
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旅するカフカ の概要
【販売者】 高井翔
【所在地】 未記載
【電 話】 未記載
【サイト】 https://info.kafka-pt.com/business
旅するカフカ のセールスコピー
コピペするだけで数カ月後に、毎週旅の資金１０万円が振り込まれる全貌をお伝えします
旅するカフカ の内容
旅するカフカ の内容についてですが、
ビジネスモデルは旅行関係のMLM、ねずみ講です。
私自信が旅行が好きなこともあり、旅行関係で商材を扱っている販売者を
応援したい気持ちがあったのですが、今回の案件はおすすめできないと判断したため
紹介・レビューしたいと思います。
MLM、ねずみ講とはある商品を紹介することで報酬の一部が紹介者に振り込まれるという
制度を利用して、階層的に広がっていくビジネスのことです。
１人が５人に紹介し、その５人がまた５人（計２５人）紹介し、その２５人がまた、、、
と無限に増えていくことから、マルチ商法や無限連鎖講と呼ばれることもあります。
現在日本ではMLM、ねずみ講に当たるビジネスは法律で禁止されています。
しかし、旅するカフカでは海外のベンチャービジネスであるため、日本の法律適用外である可能性が高く取り締まることが難しいのが現状です。
具体的な内容ですが、ワールドベンチャーズと呼ばれる海外大手の旅行サイトが企画したツアーやホテルの格安宿泊券を紹介していく、というビジネスになります。
海外の高級ホテルが格安で泊まれる、というところがアピールポイントのようです。
価格ですが、
月額で約１４０００円
入会金が約６００００円
年間で228,000円と高額です。
レビューを見ていきましょう。
旅するカフカ に関するレビュー
旅するカフカ に関するレビューは以下の通りです。
レビュー1
契約した後では、ワールドベンチャーズの場合、米国法に則って、違法な勧誘行為だったかどうかが判定されることになります。勧誘段階では日本の法律、と思うかもしれませんが、契約後は、米国法が契約前に遡って適用されます。つまり、あなたが仮に、日本の特商法に違反する勧誘を受けたとしても、それが米国法で合法の範囲内であれば、違法な勧誘はなかった、と契約上、みなされるのです。
特商法に関する指摘です。契約後はワールドベンチャーズが所属する米国法が適応されるため、MLM・ねずみ講であっても違法とはいえない可能性があります。この点が今回の商材の肝というか、上手く日本の法律から逃れている悪質な点かと思います。
レビュー２
今回はスマホ１台でコピペのみで10万円と記載していますがそんな次元で10万円はほぼ不可能だと考えた方が良いですね。何故かというと、ネットワークビジネスというのは結局のところはアフィリエイトみたいに個人で売れば売っただけ報酬になるようなビジネスではないからです。
同意見です。最近は情報商材が溢れていますから、副業を始めたいと考えている人でも単純にコピペだけで稼げるビジネスは無い、と考える人が増えていると感じます。ただ、やはり人間は楽をしたいと思う生き物ですから、コピペだけという点は魅力だと感じてしまうでしょう。ちなみに、どれだけの人数にコピペを送るかに関してですが、１００～２００件レベルで送って１件成立するかどうか、というレベルだと思います。そのくらい割に合わないビジネスですのでそれなりの覚悟が必要です。
旅するカフカ の評価
旅するカフカ に関する評価ですが、、、
絶対おすすめできない商材だと判断しました。
理由としては、
- MLMは原理的に稼ぐのが不可能に近い
- 人間関係が悪化する危険性
- 高額塾へのオファー
が挙げられます。
順番に解説していきます。
今回の商材はねずみ講・MLMとして旅行ビジネスを知人に紹介して報酬を得る、というビジネスモデルです。MLMという言葉が商材の中で大胆に使われていることに驚く人もいるのではないでしょうか。堂々と使うことができている理由は、商材自体が米国のベンチャービジネスの紹介であり、日本の特商法が適用されないからだと想定されます。一方で、MLMを使って得られる報酬は比較的少なく、月額１４０００円をペイするのに４人紹介が必要、ということから一人辺り４５００円、利益率は約３２％です。この利益率を維持できるのであればいいですし、より多くの人を紹介すれば利益率は仕組み的に上がっていきます。しかし、自分が必死に紹介した人たちが、更に次の人に同様に紹介してくれるか？というとほとんど人が紹介してくれないのです。８０：２０の法則などと言われたりしますが、統計的にも裏付けが取れており、紹介したのにすぐ辞めてしまったり、次に紹介してくれない人が多いので利益を維持するのが難しいのです。これがMLMが原理的に稼ぐことが難しい理由です。
次に人間関係についてです。貴方はこのビジネスを購入して、権利収入として広めていきたいと考えました。先程一人あたり４５００円と計算できましたから、月に１０万円ほしいとすると、２２人ほど契約して貰う必要があります。貴方の周りに、海外旅行をして、高級ホテルに年１回以上格安で泊まりたい、と考えている人は何人いるでしょうか？ おそらく５人もいないのではないでしょうか。であれば、知人の知人や、全く知らない他人へ紹介していくしか方法はありません。貴方と会うたびに、海外のよくわからないビジネスの話をしてくる、という噂が広まれば貴方と連絡を取ってくれる人は減ってしまうでしょう。他人へ紹介する場合は、オフ会や異業種交流会などありますが、主催者はMLMが違法であるを知っていますから、このことが知れたら門前払いされてしまうでしょう（海外だから不適応という説明はおそらく通用しません）。このように、知り合いを辿って紹介していくMLM・ねずみ講のビジネスは人間関係を悪化させていく危険性があるのです。仮に契約してくれても、前述した通り続けてくれない人が大半でしょう。
最後に高額オファーに関してです。今回の商材は初年度に２０万以上、次年度から約１５万とかなり高額です。紹介する人が増えれば費用は減っていきますが、これまでの解説してきたように、稼ぐのはかなり難しいでしょう。せっかく紹介しても利益率３０％かそこらというのは、ビジネスとして割に合わないなと感じます。あくまで紹介者としての報酬しか得られないわけですから当然ですが、ビジネスをする以上最終的には自分からオファーできる体制を作るべきかと思います。今回の商材に関しては、誰かの商材を紹介するだけ、という簡単なもので、コピペだけで出来ると謳っています。しかし現実は成約率は１％を切るくらい過酷なものですし、人間関係が悪化するようなデメリットを抱えています。個人的にはお金を稼ぐことができても、人から感謝されないビジネスはしてはならないと思っています。
このような商材には手を出さないよう気を付けてくださいね！(*^^)v
実は私は、旅するカフカを紹介してきた人と対面で面会したことがあります。それはフェイスブックを通してだったのですが、突然メッセージが来たため、受け答えをしていたら会ってくれないか？という打診がありました。怪しいなと思いつつ会ったところ、やはりねずみ講であったためお断りさせていただきました。その際に、ねずみ講であることなど、いくつか疑問点を聞いてみましたが、上手くかわされてしまいました。予めマニュアルのようなものが用意されているのでは、と考えられます。実際に会われる際は特に気をつけてください。
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